ひじ 黒ずみ

素材による違い

麻の服と言えば皺になりやすいと良く言われますよね。靭皮繊維からは全て紙ができます。紙は折り曲げたら折り目が付きますが、これと同様の原理なのです。

 

逆に言うと皺になる程に繊維のコシが強く、耐久性にも優れているのです。つまり麻素材は全て、かいた汗を素早く蒸発させ、乾燥しすぎたら適度に潤わせ、なおかつ耐久性にも優れていて洗濯などにも耐える素材ということになりますね。

 

それではリネン、ヘンプ、ラミーといった中で違いはあるのでしょうか。そして違いがあるとすれば、どれが寝具に最も適しているのでしょう。機能的な面から確認してみます。

 

ひじ黒ずみ

まず吸水率はヘンプとラミーが高く、リネンは若干劣っています。発散率も同様です。生地の強度に関してはヘンプ、ラミー、リネンの順で弱くなります。そして繊維の太さでは、同様にヘンプ、ラミー、リネンの順で細くなります。

 

ですので吸水・発散性や強度という意味ではヘンプが最も勝っていますが、生地としてのしなやかさ、柔らかさを求める場合はリネンが良いと言えるでしょう。

 

従ってシーツや枕カバーといったものはヘンプ素材のものを、そしてある程度着心地の良さも必要となるパジャマ等にはリネン素材が適しているということになるでしょうか。

 

ただし生地は織り方や繊維そのものによっても出来上がりは千差万別ですので、頭ごなしにヘンプは硬い、リネンは柔らかい等決めつけずに、きちんと手に取って感触を確認することが大切です。